旧・望月志乃の ひびわれたまご

大人の発達障害(ADHD)当事者のイラストレーター望月志乃が、生きづらさや”楽”について考えるブログ。

【セクハラ問題】女性が優遇されると、男性は冷遇されるの?

セクハラや強制わいせつが話題になっている昨今、思うことを書き連ねました。

取り急ぎ、ツイートのまとめです。

「何でもかんでもセクハラになる未来」を恐れる男性達 

仕事に全く関係のないところで「性的に魅力があるね」と男性相手でも言うの?

それだけ、立場や、肩書きや、枠組みに囚われているということなのかしら。

男性は同僚女性に対して「性的魅力を感じてはいけない」のか?

性的な魅力を感じる、ということ自体を否定されたり、欲情することに対して罪悪感を植え付ける結果になってしまっているんだろうか。

セクハラするか否か=「相手に性的な魅力を感じるかどうか」の問題にすり替わりやすい。

本来は、それ以前の問題なのだが。

セクハラの条件が曖昧だから冤罪を恐れる?

イケメン俳優が強制わいせつで逮捕される一方で、「イケメンなら何をされても構わない」と発言する女性もいる。

そうした曖昧さが、「結局は女性側のさじ加減」で、社会的に抹殺されるかが決まるように思えてしまう。

男性側の「好意」が相手に受け入れられるかどうかの問題?

※TOKIOの山口さんが話題になる前に書いたもの

 

性を持ち出されたくない女、性を利用する女

「セクハラ?私は全然平気です!さらっと受け流してこそ良い女♪」

 

そう言うと男性に「ウケる」という現実もある。

女性性を利用して、のし上がるタイプもいる。

 

仕事と関係のない場面で、性的な干渉をされることが嫌だと思う女性もいれば、好都合だと思う女性もいるだろう。

両者はそれぞれ別の人間だが、どちらも一括りにされ「女性側の言い分」とまとめられてしまうわけで、「都合がいい時だけ利用するのか」という感情が湧いても不思議ではない気はする。

 

だが、実はそうやって「利用している」つもりだったり、「男性側の言い分を理解して迎合している」つもりで、実は都合よく搾取されているというのもまた、よくある話である。

加害者側を擁護し、被害者側を非難する女性たち

あくまで可能性の話であって、もちろん、全ての人がそうだと言うわけではないですよ。

 

セクハラの冤罪をどう防ぐのかが鍵?

 

人権が脅かされることなく、落ち着いて話し合えるテーブルはあるのだろうか。

 

性別に限らず「人権を守る」という視点が大切

ブラック企業、社畜などという言葉に代表される、若者の基本的人権も何もありゃしない現状があって。

日本社会全体の、「人権を大切にしよう」という、「人権意識」が低い。

女性専用車両に誤って乗り込んできた男性に、冷たく対応した女性達も話題になりました。

女性の地位向上を願うこと≠男性の地位を落とすこと

理想論かもしれないが、そもそもが「どいつもこいつも、しっかりと人権が保障されていないから」揉めるんだろうと思う。

攻撃性は不安の表れと言ってもいいのではないか。

 

男も女も、みんな「怖い」んですよね。

自分の立場が脅かされないと保障された上で、落ち着いて話し合う場が、あまりに少ない。

みんなで幸せになろうよ。

 

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